不朽の名作『イース』がDSに登場! 誕生の裏側を聞く─ vol.010闘え!!ゲー脳人
今から20年前にPCに登場して一世を風靡した不朽の名作『イース』。当時『イース』シリーズに触れた子供たちも、今や30代に突入しており、ゲームファンであればその名を知らない人はいないだろう。そんな現在の多くのゲームに影響を与えてきた不朽の名作が、『イースDS』『イースIIDS』として再び蘇ろうとしている。今回は発売元であるインターチャネル・ホロンの同作プロデューサー・I氏に『イース』誕生の裏側を聞いてみた。往年のゲームファンも、未体験の世代も要チェックだ。
『イース』をDSに登場させたのはなぜですか?
ニンテンドーDSはここ数年、非常に人気があります。2000万台ぐらい出ていて、タッチジェネレーションとして任天堂さんがゲーム以外も出して今までゲームをプレイしたことのない人や、ゲームから遠ざかっていた人たちがプレイし始めました。
そういうこともあって、かつてパソコン少年と呼ばれていた中高生に人気のあった当時のタイトルを、DSで再びゲームをプレイするようになった30代中盤、後半の人たちに向けてプレイしてもらおうと考えておりました。PSPだとユーザー層がだいぶ違うんですよね。
もちろん、昔のファンだけでなく『イース』をまったく知らない現在の小学校ぐらいの子どもたちにもプレイしてほしいですね。タッチペンでもプレイできるし、内容自体もそんなに難しくはないですから小さいお子さんでもプレイできると思いますよ。
かつての『イース』を知る世代とは
今の大学生とかもきっと知らないんじゃないでしょうかね(笑)。今からちょうど20年前…1987年ですから、現在の20代後半の方が当時小学生でギリギリプレイしていたぐらいでしょうか。
ただ、その後もコンシューマだけでもスーパーファミコンやPCエンジンなど色々なシリーズが登場しているので、『イース』という存在や名前は広く知られているとは思います。
最近ではケータイ版もありますしね。ケータイでしかプレイしたことがないだとか、そういう人たちにやってもらえるといいですね。ストーリーなどの作りそのものは名作と呼ばれているだけあって、今の時代にプレイしても面白い。今でこそ頻繁に使われている手法や演出があの当時に使われていたのは革新的でしたね。今やってもそのあたりは面白いものになっています。システムはシンプルですが、ストーリーやバランスは名作と言われるだけあってしっかりしているから、楽しんでいただけると思います。
DS版オリジナル要素はありますか
基本的には完全移植になっておりまして、オリジナル要素としては「通信対戦」が『イースDS』『イースIIDS』の両方に入っています。あと、『イースDS』の方でいうと新しいマップとボスキャラクターなどの敵キャラが追加されています。
もともと『イース』といえば体当たりで攻撃するのが基本でしたが、今回はそこに「剣を振る」というアクションが追加されています。攻撃のアクションに加えて、あとは「コンボ」も追加されています。コンボは連続で攻撃すると得られるお金や経験値がアップしていく…という要素ですね。
新マップは“バギュ=バデット”と呼ばれるエリアで、オリジナル版には名前だけ出ていたものです。『イースII』の舞台になる空に浮いている大陸があって、その跡地みたいな場所が“バギュ=バデット”なんです。往年のファンなら知っている人も多いと思いますよ(笑)。ボスキャラは今回の完全なオリジナルになります。
DSは通信対戦機能があって手軽に対戦ができますし、小学生のユーザーや小さい子どもが、みんなで集まって対戦できるようにしてます。
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