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「Halo 3」の最大の魅力は、なんといってもオンラインのマルチプレイにある。マルチプレイの料金は、Xbox Liveの月額料金のみでOK。最大で16人での対戦が可能なマルチプレイは、ほかのサーバーアクセス方式のゲームとは異なるシステムをとっている。
「Halo 3」ではオンラインでプレイする際、自分とフレンドを含めた「パーティー」単位で遊びたいプレイリスト(人数やルールなどを大別したもの)を選択する。プレーヤーは、それぞれ今までの自分のプレイ結果によって変動するスキルとEXPを持っており、そのレベルにあったほかのプレーヤーとマッチングされる。
現時点で用意されているプレイリストはEXPやスキルレベルに反映される「RANKED」で5種類、EXPのみが反映される「SOCIAL」で6種類の合計11種類。それぞれ、1VS1の個人戦(スレイヤー)や、チームでの旗取り戦(キャプチャー・ザ・フラッグ)、爆弾設置戦(アサルト)など9種類のルールが用意されている。また、武器の種類や、乗り物のオンオフなどを自分で設定できるカスタムゲームもあるので、自分でお気に入りのセッティングを探してみるのも面白い。
発売直後の現時点では、まださまざまな人が低レベルにいるために、強い人とマッチングされることがあるが、もうしばらくすれば自分のレベルにあった人々との対戦を楽しめるようになるだろう。また、マッチメイキングの設定はBungieによって随時更新されていくので、飽きることもそうそうないだろう。また、マッチメイキングは、日本のみならず海外の人ともコネクトされるが、1週間ほどプレイした感覚では、あまりひどいラグ(遅延)に遭遇することはなかった。相手との回線状況等も考慮した検索を行っているのではないかと思われる。ネットワークゲームにラグはつき物だが、それをどのように回避するかをしっかりケアしている点は非常に好感がもてる。
前作同様、「Halo 3」でも開発元のBungieのサイト(英語)で自分のゲーマータグ情報を登録すると、サイト上でゲームの履歴や、スコアなどを閲覧することが可能になる。また、ゲーム中で撮影した高解像度のスクリーンショットをPCでダウンロードできるのもポイント。もちろん、使用料金は無料だ。残念ながら日本語版のサイトはないが、スクリーンショットのダウンロードや、試合結果の閲覧程度ならばそんなに難しい英語でもないので辞書を引きながらチャレンジしてもらいたい。
また、これからオンラインプレイを始める人のために、いくつかアドバイスを。まず、戦闘に使用されるマップを理解しておくこと。デフォルトの状態でどこに何があるかをしっかり把握しておけば、ゲーム中に右往左往することも少なくなるはず。また、武器の出現位置、出現タイミングを覚えておけばさらに有利に試合を進められる。
さまざまな遊び方ができる「Halo 3」の世界
本作品から追加された新たな要素として、「THEATER」と「FORGE」がある。「THEATER」は、プレイしたゲームをムービーとして閲覧できるもの。面白いことに再生中にカメラの移動や、プレーヤーの変更なども可能になっており、シビアにゲームを楽しみたい人の場合、なぜ負けたのか、なぜ勝ったのかを徹底的に研究できる。ま た、自分のお気に入りのプレイや、写真をアップロードし、世界中の人々と共有することもできるので、ゲームのうまい下手以外の楽しみも追求できるようになったといえるだろう。実は、今回の記事の写真はすべてTHATERモードで撮影、Bungie.net経由でダウンロードしたものを使用している。
そして、もっとも注目したいのが「FORGE」モード。これは簡単に言えばマップのエディットモードで、マップにある障害物や武器の位置、プレーヤーの出現位置などを設定できるもの。PCのFPSなどにはマップエディターモードが搭載されているものもあるが、家庭用ゲーム機でここまでしっかりと作りこまれたエディットモードがあるのは、本作品が初めてではないだろうか。このモード、発想によっては通常ではありえないようなシチュエーションのマップを作り出すことができるので、これを延々とやり続けるのも面白い。もちろん、FORGEで作ったマップやルールもアップロードすることができるので、世界の人々に自分の作ったルールを提案してみるのもいいだろう。また、インターネット上のコミュニティサイトでFORGEのお披露目を行っている人々がいるので興味のある人は探してみてはいかがだろうか。
充実したオンライン要素、今後の更新にも期待大
洋ゲーで、しかもシリーズ3作目、さらにFPS、となかなか日本では敷居が高い印象はあるが、3D酔いの症状さえひどくなければ、「Halo 3」は“買い”である。現時点でゲームのバランスも非常に秀逸で、対戦相手に困ることはない。また、他のXbox Live対応のゲームに比べても比較的フレンドが作りやすいので(海外のプレーヤーに限らず、いい勝負をした相手にはフレンドリクエストやメッセージが飛び交うことが多い)、「Halo 3」からXbox 360ライフをはじめてみるのも一興ではないだろうか。
現時点では、マップ数が11と、若干少ない印象を受けるが(前作「Halo 2」の後期にはその倍近いマップでプレイできていたのだから仕方のないところだが、「Halo 2」も最初は11マップからのスタートだった)「Halo 2」でも、ゲームのアップデートやマッチメイキングの調整が随時行われていたため、今後もXbox Liveのダウンロードサービス「マーケットプレース」での新マップ追加も行われていくだろう。
まだまだタイトルは多くなったとはいえ、日本ではマイナーなFPSというジャンルだが、このゲームをきっかけにぜひともたくさんの人にチャレンジしてもらいたい。
余談ではあるが、FPSは視点の操作とキャラクターの操作を同時に行う動作が必要になるため、「3D酔い」に悩まされる人が多い。筆者の体験レベルでは、モニターの輝度を明るくすること、画面の一部(照準など)ではなく、画面の全体を眺めるようにしながらプレイすること、視線操作の感度(センシティビティ)を下げること、などで3D酔いが軽減されることが多い。あくまでも私見ではあるが、3D酔いが起こりやすい人はこちらで調整してみるといいだろう。
| 「Halo 3」 | |
| 対応機種 | Xbox 360 |
| ジャンル | シューティング |
| 発売日 | 2007年9月27日 |
| 価格(税込) | 7140円 |
| CERO | D(17歳以上対象) |
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